上田市議会 > 2018-12-31 >
09月11日-一般質問-03号
10月04日-趣旨説明、議案質疑、議案付託、委員長報告、質疑、討論、採決

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  1. 上田市議会 2018-12-31
    10月04日-趣旨説明、議案質疑、議案付託、委員長報告、質疑、討論、採決


    取得元: 上田市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-10
    平成30年  9月 定例会(第3回)議事日程 第 1 諸般の報告 第 2 議案第92号 第 3 議案第93号 第 4 議案第71号及び第72号 第 5 議案第73号 第 6 議案第74号及び第75号 第 7 議案第76号から第79号 第 8 議案第80号及び第81号 第 9 議案第82号から第86号 第10 議案第87号 第11 議案第88号 第12 議案第89号から第91号 第13 議案第94号 第14 議案第95号 第15 請願の取り下げ(請願第4号) 第16 請願第5号 追加日程 議案第93号                                              本日の会議に付した事件 日程第1から第16まで及び追加日程                                              出席議員(30名)    1番   石  合  祐  太  君     2番   斉  藤  達  也  君    3番   金  井  清  一  君     4番   中  村  悠  基  君    5番   松  尾     卓  君     6番   成  瀬     拓  君    7番   齊  藤  加 代 美  君     8番   井  澤     毅  君    9番   林     和  明  君    10番   佐  藤  論  征  君   11番   金  子  和  夫  君    12番   原     栄  一  君   13番   宮  下  省  二  君    14番   飯  島  伴  典  君   15番   山  田  英  喜  君    16番   金  沢  広  美  君   17番   古  市  順  子  君    18番   小 坂 井  二  郎  君   19番   土  屋  勝  浩  君    20番   松  山  賢 太 郎  君   21番   西  沢  逸  郎  君    22番   尾  島     勝  君   23番   佐  藤  清  正  君    24番   小  林  隆  利  君   25番   池  田  総 一 郎  君    26番   南  波  清  吾  君   27番   池  上  喜 美 子  君    28番   半  田  大  介  君   29番   久 保 田  由  夫  君    30番   渡  辺  正  博  君                                              説明のため出席した者     市    長   土   屋   陽   一   君     副  市  長   井   上   晴   樹   君     秘 書 課 長   北   沢   健   治   君     政策企画部長   柳   原       渉   君     総 務 部 長   神   代   芳   樹   君     行政管理課長   海   瀬   寿 美 男   君     財 政 部 長   山   口   武   敏   君     財 政 課 長   倉   島   弘   一   君     市民参加協働   小 宮 山       剛   君     部    長     上田地域自治     セ ン ター長     生活環境部長   山   口   泰   芳   君     福 祉 部 長   近   藤   聖   一   君     福祉事務所長     健 康 こども   小   林   一   彦   君     未 来 部 長     商工観光部長   大   矢   義   博   君     農 林 部 長   中   澤   勝   仁   君     都市建設部長   翠   川       潔   君     消 防 部 長   松   井   正   史   君     丸子地域自治   手   塚       明   君     セ ン ター長     真田地域自治   山   宮   正   久   君     セ ン ター長     武石地域自治   石   井       淳   君     セ ン ター長     会 計 管理者   山   﨑   完   爾   君     上下水道局長   竹   花   国   雄   君     教  育  長   峯   村   秀   則   君     教 育 次 長   中   村   栄   孝   君     監 査 委 員   小   池   功   二   君                                              事務局職員出席者     事 務 局 長   金   井   浩   一   君     事 務 局次長   中   村       史   君     議会担当係長   星   野   陽   一   君     主    査   徳   永   頼   信   君     主    任   福   澤   雄   史   君          午前 9時30分   開議 ○議長(小林隆利君) これより本日の会議を開きます。                       ◇ △日程第1 諸般の報告 ○議長(小林隆利君) 日程第1、諸般の報告を行います。 委員会における陳情審査結果について、お手元に一覧表を配付してありますので、ご了承願います。 次に、市長から、地方自治法第180条第2項の規定により市長専決処分事項の指定に係る報告書の提出がありました。お手元に配付しておきましたから、ご了承願います。 次に、監査委員から、例月出納検査結果の報告がありました。お手元に配付しておきましたから、ご了承願います。                       ◇ △日程第2 議案第92号 ○議長(小林隆利君) 次に、日程第2、議案第92号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを議題とし、提案理由の説明を求めます。井上副市長。          〔副市長 井上 晴樹君登壇〕 ◎副市長(井上晴樹君) それでは、追加議案集の1ページをお願いいたします。議案第92号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてご説明申し上げます。 現在人権擁護委員として委嘱されております上田地域の清水節子氏、丸子地域の齋藤克博氏、中村瑞穂氏、吉池英勝氏が平成30年12月31日をもって任期満了となります。つきましては、次期委員として引き続き齋藤克博氏と新たに小岩井礼子氏、荻原広道氏、杉本進氏の計4人を法務大臣に推薦いたしたく、議会のご意見をお願いしたいというものでございます。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(小林隆利君) これより質疑に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林隆利君) お諮りします。本案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林隆利君) ご異議なしと認めます。よって、本案については委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林隆利君) これより採決します。本案は適任と決するにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林隆利君) ご異議なしと認めます。よって、本案は適任と決しました。                       ◇ △日程第3 議案第93号 ○議長(小林隆利君) 次に、日程第3、議案第93号、平成30年度上田市一般会計補正予算第3号を議題とし、提案理由の説明を求めます。 なお、本案については本日議決の運びとしたいと思いますので、ご了承願います。 山口財政部長。          〔財政部長 山口 武敏君登壇〕 ◎財政部長(山口武敏君) それでは、本日お配りいたしております補正予算書をお願いいたします。議案第93号、平成30年度上田市一般会計補正予算第3号についてご説明申し上げます。 今回追加で提出させていただいておりますものは、本庁舎の改築事業及び南庁舎の改修事業に係る予算の補正でありまして、市本庁舎の建設工事に係る予算も含まれております。 2ページをお願いいたします。条文でございますが、第1条におきまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ9,498万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ666億5,295万1,000円といたしたいというものでございます。 第2条、債務負担行為の追加は第2表で、また第3条、地方債の変更は第3表で後ほど申し上げます。 それでは、歳出から申し上げますので、14、15ページをお願いいたします。款2総務費、項1総務管理費、目1一般管理費といたしまして9,498万8,000円をお願いするものでございます。これは、市庁舎改修・改築事業費として、本庁舎の改築及び南庁舎の改修に係る経費を計上いたしております。予算の内容は大きく分けて管理的な経費と建設に係る経費の2つございます。 初めに、管理的な経費でございますが、右側説明欄の最初の丸、委託料の1つ目と2つ目のポツでありますが、工事に伴い配置いたします駐車場の誘導に係る経費と仮庁舎の警備に係る経費、また2つ目の丸、使用料及び賃借料で、駐車場の使用料をお願いいたしております。 次に、建設に係る経費でございますが、委託料の3つ目と4つ目のポツで、本庁舎の改築に係る実施設計と南庁舎の設備関係等の改修に係る実施設計の委託料をお願いしております。また、一番下の工事請負費では、今年度から複数年で実施いたします本庁舎の改築事業のうち、新本庁舎の建設工事について、後ほど債務負担行為でお願いをいたしますが、この新本庁舎の建設工事と一体で発注し、平成30年度に工事に着手いたします本庁舎低層棟と西庁舎の解体に係る今年度分の工事費をお願いしております。 以上、歳出について申し上げました。 続いて、歳入について申し上げますので、1枚お戻りをいただきまして12、13ページをお願いいたします。款18繰入金は、右側説明欄にございますとおり、公共施設整備基金繰入金でございますが、当該基金のうちの耐震化分から繰り入れるものでございます。 続いての款19繰越金は、今補正の一般財源所要額として計上いたしました。 次の款21市債につきましては、後ほど第3表でご説明申し上げます。 恐れ入りますが、4ページにお戻りをお願いいたします。4ページの第2表、債務負担行為補正でございます。今回追加といたしまして、市庁舎改修・改築事業費におきまして67億5,320万円の債務負担行為をお願いしております。先ほど歳出で説明いたしました本庁舎改築及び南庁舎改修に係る実施設計委託のほか、新本庁舎の建設につきまして、いずれも複数年での事業となりますことから、債務負担行為をお願いするものでございます。 なお、個別の内容や年度ごとの金額につきましては、別添でお配りいたしております平成30年度一般会計補正予算第3号債務負担行為説明書のとおりでございます。 続きまして、右側5ページの第3表、地方債補正でございます。今回変更といたしまして、合併特例事業費公共施設等適正管理推進事業費におきまして8,350万円の増額をお願いし、補正後の限度額を49億4,380万円といたしたいというものでございます。 以上、議案第93号、平成30年度上田市一般会計補正予算第3号についてご説明申し上げました。よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小林隆利君) これより質疑に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林隆利君) 本案については、総務文教委員会に付託します。 ここで委員会審査等のため暫時休憩とします。          午前 9時38分   休憩                       ◇                                午前11時20分   再開 ○議長(小林隆利君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                       ◇ △日程第4 議案第71号及び第72号 ○議長(小林隆利君) 次に、日程第4、議案第71号及び第72号2件一括議題とし、まず議案第71号につき総務文教委員長の報告を求めます。金子総務文教委員長。          〔総務文教委員長 金子 和夫君登壇〕
    総務文教委員長(金子和夫君) 総務文教委員会は、去る9月14日及び18日に開催し、付託案件の審査を終了いたしましたので、その概要について順次ご報告申し上げます。 議案第71号、職員退隠料、退職給与金、死亡給与金及び遺族扶助料条例廃止について申し上げます。 本案については、この条例に規定する遺族扶助料を受け取る権利を有する者の逝去に伴い、その権利が消滅したことにより今後当市において本条例の適用を受ける者がいなくなったことから条例を廃止するものであるとの説明を受け、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 ○議長(小林隆利君) 次に、議案第72号につき環境建設委員長の報告を求めます。松尾環境建設委員長。          〔環境建設委員長 松尾 卓君登壇〕 ◎環境建設委員長(松尾卓君) 環境建設委員会は、去る9月20日、21日及び10月2日に開催し、付託された案件の審査を終了いたしましたので、その概要について順次ご報告申し上げます。 議案第72号、上田市手数料条例中一部改正について申し上げます。 本案については、建築基準法の一部改正により、仮設建築物に関する制限が緩和されたことに伴い、確認申請手数料区分に変更が生じ、関係する上田市手数料条例について所要の改正を行うものであるとの説明を受けました。 質疑において、条例改正により、建築審査会の同意を得た仮設建築物については、1年を超えて使用することができるということだが、使用年数に上限はないと考えてよいか。 これに対し、今後政令等において詳細が示される予定であるが、現時点では該当する仮設建築物について1年を超えて使用が可能ということが確定しているというものである等の質疑応答があり、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 ○議長(小林隆利君) 以上で委員長報告が終わりました。 これより委員長報告に対する質疑に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林隆利君) これより討論に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林隆利君) これより議案第71号及び第72号2件一括して採決します。本案2件委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林隆利君) ご異議なしと認めます。よって、本案2件原案のとおり可決されました。                       ◇ △日程第5 議案第73号 ○議長(小林隆利君) 次に、日程第5、議案第73号を議題とし、一般会計決算特別委員長の報告を求めます。土屋一般会計決算特別委員長。          〔一般会計決算特別委員長 土屋 勝浩君登壇〕 ◎一般会計決算特別委員長(土屋勝浩君) 議案第73号、平成29年度上田市一般会計決算認定について、審査経過の概要と結果をご報告いたします。 一般会計決算特別委員会は、9月3日に設置された後、常任委員会の専門性を生かした審査を行うため、総務文教分科会産業水道分科会、厚生分科会、環境建設分科会の4つの分科会を設置し、9月14日、18日から21日及び10月2日に分科会を開催し、詳細な審査を行いました。 最初に、各分科会の審査内容について報告します。 まず、総務文教分科会の質疑において、地方創生推進交付金の対象事業のうち重要業績評価指標(KPI)の達成が困難な事業について、交付金終了後のかかわりについてどのように考えるか。 これに対し、一部の事業はKPIの設定に対して実績値が達していない状況であるが、一例として、菅平のスポーツフィジカルセラピー事業については、市民の健康づくりに関する事業との連携や旅行業者とのマッチングを進めながら事業展開を図ることで、前年度と比較し確実に利用者数が伸びていると認識している。実績値が達していない事業については、引き続きKPIの達成を目指し、交付金終了後の事業展開についても担当課や関係団体を交えて自主的な運営を図ることができるよう調整していきたい。 次に、東日本大震災避難者交流事業業務委託について、複数年にわたり継続している事業であることから、改めて内容を精査する必要があるのではないか。また、避難者同士の交流が中心とのことだが、今後上田市への定住を促進するなどの提案は検討できないか。 これに対し、交流事業のうち一部の事業では飲食に係る経費を参加者各自で負担するなど、事業内容により公費の負担を見直している。避難者に対して上田市への定住を促進するなどの働きかけは現時点では行っていないが、避難者用の常設サロンでの交流が深まっていることから、定住について働きかけていきたい。 次に、産業水道分科会の質疑において、商店リニューアル事業補助金は、平成27年度から29年度までの3年間に限定した補助制度であったが、どのような評価をしているか。 これに対し、この補助金は、アンケートを実施した際に「商店街の外観等のイメージが暗い」などの意見が寄せられるとともに、大河ドラマ「真田丸」の放送が控えていたことから、商店等の店舗外観を改修する際の経費に対する補助制度として創設したものである。評価としては、執行率が低いという課題はあったが、商店街からは、訪れたお客様から好意的な意見があったとの報告を受けており、補助制度の実施によるプラス面はあったと考えている。また、市内業者による工事を補助要件としたことから、地域の建設業にとっても一定程度の経済効果があったと考えている。 次に、農業委員会では遊休農地の利用状況調査を実施し、315.33ヘクタールの復元可能な農地を確認するとともに、遊休農地を17.04ヘクタール解消したとのことだが、どのような農地を遊休農地の解消として位置づけたか。また、遊休農地の発生防止などの取り組みは重要であるが、遊休農地の解消後に耕作がされることはさらに重要と考えるがどうか。 これに対し、平成28年度は遊休農地であった農地のうち、耕作に至った農地や草刈りを行ったことで遊休農地の区分から外れた農地を遊休農地の解消として位置づけている。また、遊休農地の解消後に耕作が行われることの重要性は認識していることから、農業委員は耕作に向けた活動も行っている。今後も農業の担い手に貸し付けを行うなど、さまざまな方法を用いることで遊休農地の減少に努めていく。 次に、厚生分科会の質疑において、社会福祉基金について、平成29年度は寄附金400万円を積み立てるなど毎年基金が積み増しされ、残高が約14億円と非常に高額となっている中で、基金の活用に対する将来的な方向性をどのように考えているか。 これに対し、ふれあい福祉センター高齢者福祉センターが老朽化している中、基金は貴重な財源であると認識しており、施設の建てかえ費用に充てることも含め、効果的な使途について検討していきたい。 次に、健康幸せづくりプロジェクト事業の平成29年度の実績はどうか。また、事業をより効果的なものにするには、多くの市民に参加してもらうことが重要と考えるが、昨年度の周知状況と周知に対する今後の考えはどうか。 これに対し、健康づくりチャレンジポイント制度については、新規参加者の目標人数を1,000人としていたところ、1,067人の新規参加者を得ることができたほか、健幸ウォーキング事業といった各種事業への参加者数も増加した状況であり、一定の効果があったものと考えている。また、広報やホームページへの記事の掲載やチラシの配布等で事業の周知を行ってきたが、今年度はスマートフォン向けのアプリを開発するなど、特に若年層や働き盛り世代をターゲットとしながら、さらなる周知に取り組んでいく考えである。 次に、環境建設分科会の質疑において、運賃低減バスの実証運行については、1年程度の実証運行期間が残っているが、期間終了後の方針については現時点でどのように考えるか。 これに対し、運賃低減バス実証運行が来年度の途中で終了する予定であることから、期間終了後の方針について今年度中に結論を出す必要があり、検討をしっかりと進めていきたい。現時点では、運賃低減を何らかの形で継続していきたいと考えている。 次に、消防団の消防ポンプ自動車購入について、昨年3月の改正道路交通法の施行により普通免許で運転可能な車両総重量の上限が5トン未満から3.5トン未満に引き下げになったが、29年度に購入した車両はどういったものか。また、来年度以降の購入車両についてどう考えるか。 これに対し、購入した車両は3.5トン以上であり、運転には準中型免許が必要である。現在販売されている車両の多くが3.5トン以上であるが、今後は新型車両の開発動向を見ながら3.5トン未満の車両購入を検討したい等々の質疑応答がありました。 次に、10月2日の委員会において、各分科会長から審査概要の報告を受けるとともに、複数の分科会に関連する内容や政策的判断を求める内容について全体質疑を行い、全体を総括した審査を行った結果、本案については認定すべきものと決定いたしました。 また、本案に対する附帯意見について提案があり、採決を行った結果、全員の賛成により、本案に対して附帯意見を付することを決定しましたので、その内容について申し上げます。 平成29年度上田市一般会計決算の審査を行った結果、次の事項は今後の行財政運営において特に留意すべきものと認識の一致を見たので、特別委員会の総意として、それぞれ時機を逸することなく速やかに取り組まれるよう強く要請する。 1 自主財源確保対策について  (1)税の公平性、信頼性を確保するため、市税等における未申告対策及び課税客体の正確な把握につ    いて継続して推進すること。  (2)急増している事業用太陽光発電施設について的確な調査を行い、課税を推進すること。  (3)固定資産台帳整備に伴い普通財産の有効活用が進められているが、引き続き、遊休財産や未利用    資産の利活用を進めること。 2 税外収入の収納対策の強化    保育料や住宅使用料等、その他収入における収入未済額が多額になっているので、収納対策を強化   すること。 3 地方創生推進交付金事業について    重要業績評価指標(KPI)の確実な達成に向けて適切な評価を行うとともに、交付金終了後の事   業のあり方について検討すること。 4 路線バスや地域交通などの交通政策について    平成25年10月から3年間の予定でスタートした運賃低減バス実証実験運行は、平成28年に3年間延   長し、期限まで1年を切っている。    乗車人数は増えているものの、目標乗車人数を達成しておらず、補助金額は増加している。    よって、平成30年度内に5年間の運賃低減バス実証実験を検証し、中間報告をするとともに、平成   31年10月以降の持続可能な地域交通体系についての方針を新たに示すこと。    なお、方針の策定に際しては次の事項に十分配慮すること。  (1)市民生活にとって重要な交通政策を幅広く検討し、施策展開するため、庁内組織体制の見直しを    行うこと。  (2)今後策定される立地適正化計画との整合性に十分配慮すること。  (3)乗車人数や補助金額削減について明確な目標を設定すること。  (4)地域交通あり方検討会(仮称)を設置し、市民の意見が十分に反映された施策の実現に向け、上    田市公共交通活性化協議会で議論すること。  (5)路線バスと地域交通が連携し、相乗効果を生む交通体系について検討すること。  (6)自動車運転免許証自主返納を促進させる観点に立つとともに、高齢者と障がい者に配慮した交通    手段や施策を練り上げること。 以上、議案第73号に対して附帯意見を付したことを報告いたします。 ○議長(小林隆利君) これより委員長報告に対する質疑に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林隆利君) これより討論に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林隆利君) これより採決します。本案を委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛成者 起立〕 ○議長(小林隆利君) 起立全員であります。よって、本案は認定されました。                       ◇ △日程第6 議案第74号及び第75号 ○議長(小林隆利君) 次に、日程第6、議案第74号及び第75号2件一括議題とし、まず議案第74号につき総務文教委員長の報告を求めます。金子総務文教委員長。          〔総務文教委員長 金子 和夫君登壇〕 ◎総務文教委員長(金子和夫君) 議案第74号、平成29年度上田市土地取得事業特別会計決算認定について申し上げます。 質疑において、上田市土地開発基金について、上田市監査委員からの審査意見書において、土地保有の長期化についての指摘を受けているが、処分に向けての検討は進めているのか。 これに対し、年度当初に土地の買い戻しについての計画を立てているが、財政状況を見ながら対応している状況である等の質疑応答があり、本案については認定すべきものと決定いたしました。 ○議長(小林隆利君) 次に、議案第75号につき環境建設委員長の報告を求めます。松尾環境建設委員長。          〔環境建設委員長 松尾 卓君登壇〕 ◎環境建設委員長(松尾卓君) 議案第75号、平成29年度上田市同和地区住宅新築資金等貸付事業特別会計決算認定について申し上げます。 質疑において、平成33年度に公債費の償還終了を迎えるという中で、貸付金元利収入の収入未済額が7億6,000万円余あるが、その対応についてはどうか。 これに対し、当該債権が私債権であるため、差し押さえ処分等の強制執行が難しいという背景があり、多額の収入未済額がある状況である。返済者の中には分納している方もあり、分納者も含めて全員に返済していただくことを第一に考えた取り組みをしている。 次に、貸付金元利収入の収納率が3.5%という中で、滞納繰越分については将来的に不納欠損として処理していくのか。また、平成33年度で公債費の償還が終了するが、基金の取り扱いについてはどのように考えるか。 これに対し、債権放棄については、公平性の観点から考えていないが、10年以上経過し、借入者から時効の援用の申し出があった場合には、年度ごとに不納欠損をしていく必要があると考えている。また、公債費の償還終了以降の基金の取り扱いについては、今後に向け検討を始めたところである等々の質疑応答があり、本案については認定すべきものと決定いたしました。 ○議長(小林隆利君) 以上で委員長報告が終わりました。 これより委員長報告に対する質疑に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林隆利君) これより討論に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林隆利君) これより議案第74号及び第75号一括して採決します。本案2件委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林隆利君) ご異議なしと認めます。よって、本案2件認定されました。                       ◇ △日程第7 議案第76号~第79号 ○議長(小林隆利君) 次に、日程第7、議案第76号から第79号まで4件一括議題とし、厚生委員長の報告を求めます。林厚生委員長。          〔厚生委員長 林 和明君登壇〕 ◎厚生委員長(林和明君) 厚生委員会は、去る9月14日及び18日に開催し、付託された案件の審査を終了いたしましたので、その概要について順次ご報告申し上げます。 まず、議案第76号、平成29年度上田市国民健康保険事業特別会計決算認定について申し上げます。 質疑において、平成30年度以降の備えとして6億円を国民健康保険事業基金に積み立てたとのことだが、基金をどのように活用していく考えか。 これに対し、税率改定によって被保険者の負担が増大した場合に、基金を用いて負担軽減を図ることが一番の活用目的である。今年度の税率改定では基金から1億5,000万円を繰り入れる予定としているが、今後も県から示される事業費納付金を踏まえながら、必要に応じて基金の活用を検討していきたい。 次に、ここ数年は収納率が19市中下位に低迷しているとのことだが、収納率を向上させるためには口座振替での納付を推進するべきと考えるがどうか。 これに対し、納税者のうち約7割が口座振替となっている。窓口での案内や納税通知書に口座振替の申込書を同封するなど、収納管理課とも連携しながら口座振替に切りかえていただくよう努めている状況である等々の質疑応答があり、本案については認定すべきものと決定いたしました。 次に、議案第77号、平成29年度上田市後期高齢者医療事業特別会計決算認定について申し上げます。 質疑において、普通徴収保険料で収入未済が生じているが、保険料滞納者の状況はどうか。 これに対し、滞納者は固定化している傾向にあるが、大部分の滞納者には保険証の窓口交付にあわせ収納相談に応じていただいている状況である等の質疑応答があり、本案については認定すべきものと決定いたしました。 次に、議案第78号、平成29年度上田市介護保険事業特別会計決算認定について申し上げます。 質疑において、昨年度新規事業として実施した認知症初期集中支援チームの相談件数等の実績はどうか。また、認知症が疑われる方に対して早期の支援を行うためには、本事業の市民への周知が重要と考えるが、昨年度の周知状況はどうか。 これに対し、相談件数が26件あり、実際にチームが訪問した件数が延べ115件、電話での対応が延べ110件であり、支援を終了した件数が6件であった。また、周知については、市窓口でのチラシ配布を初め、ホームページや広報紙等に記事を掲載したほか、上田市認知症高齢者等支援ネットワーク協議会や民生委員全体会で報告を行うなど、機を捉えながら取り組んだところである等の質疑応答があり、本案については認定すべきものと決定いたしました。 次に、議案第79号、平成29年度上田市社会福祉授産事業特別会計決算認定について申し上げます。 本案については、平成29年度をもって閉所した社会就労センターに係る決算認定であり、歳入歳出同額の決算となったものであるとの説明を受け、審査の結果、認定すべきものと決定いたしました。 ○議長(小林隆利君) これより委員長報告に対する質疑に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林隆利君) これより討論に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林隆利君) これより議案第76号から第79号まで一括して採決します。本案4件委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林隆利君) ご異議なしと認めます。よって、本案4件認定されました。                       ◇ △日程第8 議案第80号及び第81号 ○議長(小林隆利君) 次に、日程第8、議案第80号及び第81号2件一括議題とし、まず議案第80号につき環境建設委員長の報告を求めます。松尾環境建設委員長。          〔環境建設委員長 松尾 卓君登壇〕 ◎環境建設委員長(松尾卓君) 議案第80号、平成29年度上田市駐車場事業特別会計決算認定について申し上げます。 質疑において、上田駅周辺の3カ所の市営駐車場の利用台数が一昨年度と比較して2万1,360台減少しているが、主な原因は何か。 これに対し、昨年度、お城口駐車場の老朽化に伴い、1階の天井、2階の床の修繕工事を実施したことで、約3カ月の間、お城口駐車場の駐車スペースが減少したことが主な原因である等の質疑応答があり、本案については認定すべきものと決定いたしました。 ○議長(小林隆利君) 次に、議案第81号につき厚生委員長の報告を求めます。林厚生委員長。          〔厚生委員長 林 和明君登壇〕 ◎厚生委員長(林和明君) 議案第81号、平成29年度上田市武石診療所事業特別会計決算認定について申し上げます。 質疑において、診療所費が平成27年度から29年度にかけて約2,000万円減額されているが、原因は何か。 これに対し、一般事務職員1名が武石市民サービス課との兼務、看護師1名が再任用職員となり、この2名分の人件費が一般会計から支出されるようになったことが減額の大きな原因である等の質疑応答があり、本案については認定すべきものと決定いたしました。 ○議長(小林隆利君) 以上で委員長報告が終わりました。 これより委員長報告に対する質疑に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林隆利君) これより討論に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林隆利君) これより議案第80号及び第81号一括して採決します。本案2件委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林隆利君) ご異議なしと認めます。よって、本案2件認定されました。                       ◇ △日程第9 議案第82号~第86号 ○議長(小林隆利君) 次に、日程第9、議案第82号から第86号まで5件一括議題とし、まず議案第82号につき環境建設委員長の報告を求めます。松尾環境建設委員長。          〔環境建設委員長 松尾 卓君登壇〕 ◎環境建設委員長(松尾卓君) 議案第82号、平成29年度上田市真田有線放送電話事業会計決算認定及び剰余金処分について申し上げます。 質疑において、今後の加入者数の見込みと、事業の採算が成り立つために必要となる加入者数はどの程度であると見通しているか。 これに対し、年度末における加入率は52%で、加入者数は減少傾向にあり、加入率が50%を下回ると事業維持は難しいと考えている。試算においては、現在の経営状態が続くと平成34年度に収支が逆転し赤字となる見込みであり、今後の有線放送電話事業のあり方については、今年度から有線放送電話審査会に諮問し、検討を進めていく予定である等の質疑応答があり、本案中決算については認定すべきものと決定し、剰余金処分については、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 ○議長(小林隆利君) 次に、議案第83号につき厚生委員長の報告を求めます。林厚生委員長。          〔厚生委員長 林 和明君登壇〕 ◎厚生委員長(林和明君) 議案第83号、平成29年度上田市立産婦人科病院事業会計決算認定及び剰余金処分について申し上げます。 質疑において、リスクが高い症例の患者については信州上田医療センターが担当するという役割分担の中で、平成29年度は産婦人科病院から信州上田医療センターに紹介した患者数が大幅に増加しているが、その原因は何か。 これに対し、平成29年度末に非常勤医師の勤務日数が減少するなど医師の勤務体制が変化したことにより、通常は産婦人科病院で診察していたリスクがそれほど高くない症例の患者についても、安全第一という観点から信州上田医療センターに紹介したためである。 次に、開院当時からの課題である医師確保について、平成29年度はどのような取り組みを行ったか。また、大学の医局へ働きかけることが重要と考えるがどうか。 これに対し、県の医師確保対策室や全国自治体病院協議会への依頼を初め、民間会社等に求人情報を掲載するほか、医師を通じて産婦人科医を紹介していただくよう働きかけるなど、常勤医の確保に努めたところである。また、大学の医局への働きかけについては、県内のみならず全国にも視野を広げながら今後努めていきたいと考えている等々の質疑応答があり、本案中決算については認定すべきものと決定し、剰余金処分については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 ○議長(小林隆利君) 次に、議案第84号から第86号につき産業水道委員長の報告を求めます。山田産業水道委員長。          〔産業水道委員長 山田 英喜君登壇〕 ◎産業水道委員長(山田英喜君) 産業水道委員会は、去る9月20日及び21日に開催し、付託案件の審査を終了いたしましたので、その概要について順次ご報告申し上げます。 まず、議案第84号、平成29年度上田市水道事業会計決算認定及び剰余金処分について申し上げます。 質疑において、企業債の償還を進める一方で、管路の老朽化に伴う対策も必要となるが、管路の補修等に係る財源はどうか。 これに対し、現在の企業債の利率は極めて低いことから、当面は企業債残高が増加しない程度の借り入れを行うとともに、留保資金の活用により財源を確保していく。また、今後は料金の改定による財源の確保も選択肢の一つである。 次に、平成29年度における市全体の有収率は83.62%となる中で、地区別の有収率に開きがあるとのことだが、原因は何か。 これに対し、漏水調査を実施している中で有収率に差が出るのは、地層による影響が一番大きい。具体的には、漏水した際に路上に湧き出しやすい地層と湧き出しづらい地層により差が出るもので、路上に湧き出しやすい地層では市民からの通報により漏水を発見しやすく、路上に湧き出しづらい地層では市民からの通報を見込めないことから、漏水調査による発見が中心となる。また、管路の老朽化が進んでいる地区では管路の補修を進めているが、漏水が起きやすくなっていることも要因である等々の質疑応答があり、本案中決算については認定すべきものと決定し、剰余金処分については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第85号、平成29年度上田市公共下水道事業会計決算認定及び剰余金処分について申し上げます。 質疑において、剰余金処分計算書における処分後の資本金残高は143億円余であるが、資本金残高として適正であるか。 これに対し、事業体ごとに公共下水道事業会計の状況が異なることから、資本金残高の適正額を示すのは難しいが、国が示した平成28年度地方公営企業決算概況における全国平均の自己資本構成比率は58.0%、類似団体の平均の自己資本構成比率は54.1%、平成29年度決算における上田市の自己資本構成比率は50.5%であり、全国や同規模の事業体との比較では同程度の自己資本を有していると考えている等々の質疑応答があり、本案中決算については認定すべきものと決定し、剰余金処分については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第86号、平成29年度上田市農業集落排水事業会計決算認定及び剰余金処分について申し上げます。 質疑において、剰余金処分計算書における処分後の資本金残高は27億円余であるが、農業集落排水の公共下水道への統合に伴い事業が縮小していく中で、資本金は減らしていくのか。 これに対し、農業集落排水を公共下水道と統合した場合、統合した処理区における資本金の該当事業が公共下水道事業会計に移管することから、統合した際の農業集落排水事業会計における資本金は減額することとなる等々の質疑応答があり、本案中決算については認定すべきものと決定し、剰余金処分については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 ○議長(小林隆利君) 以上で委員長報告が終わりました。 これより委員長報告に対する質疑に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林隆利君) これより討論に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林隆利君) これより議案第82号から第86号まで一括して採決します。本案5件委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林隆利君) ご異議なしと認めます。よって、本案5件認定及び原案のとおり可決されました。 ここで午後1時まで休憩といたします。          午後 零時05分   休憩                       ◇                                午後 1時00分   再開 ○議長(小林隆利君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                       ◇ △日程第10 議案第87号 ○議長(小林隆利君) 次に、日程第10、議案第87号を議題とし、まず総務文教委員長の報告を求めます。金子総務文教委員長。          〔総務文教委員長 金子 和夫君登壇〕 ◎総務文教委員長(金子和夫君) 議案第87号、平成30年度上田市一般会計補正予算第2号中総務文教委員会担当分について申し上げます。 まず、政策企画部関係の質疑において、地域おこし協力隊起業等支援事業補助金について、上限を100万円とした理由は何か。また、補助金交付後に何らかの事情により事業を継続できなかった場合の規定はあるか。 これに対し、国の要綱に基づいて上限額を設定した。また、事業を継続できなかった場合は、市の補助金交付要綱により補助金の返還命令について定めている。 次に、財政部関係の質疑において、確定申告時の電子申告に係る環境整備を行うための経費を計上しているが、インターネット回線の使用に当たりセキュリティー面の対策はどうか。 これに対し、インターネット回線については、国と自治体間で構築されているLGWAN回線を使用するため、セキュリティー面での問題はないと考えている。 次に、教育委員会関係の質疑において、公共施設のうち学校施設では東部南児童クラブのブロック塀のみ撤去するとのことだが、他の学校施設では同様に撤去する予定はあるか。 これに対し、市内の公共施設のうち学校施設においては、小学校2校で道路沿い以外に設置されていたブロック塀を既に撤去しており、教員住宅2カ所は安全点検の結果、いずれも安全と判定されたが、今後撤去を予定している。また、学童保育所については、2カ所が危険箇所に該当するが、民有地のため今後協議が必要である。 次に、小中学校空調機器導入について調査し、概算事業費を算出するということだが、校舎の建てかえを検討している学校についての設置はどのように検討しているか。 これに対し、国が定める空調機器の耐用年数は13年であることから、国庫補助を活用するに当たっては、校舎の耐用年数を念頭に設置を進めていく必要があると認識している。一つの案としては、国庫補助の対象外となるが、リース契約により空調機器を設置することも考えられる。 次に、北小学校敷地内に新築する学童保育所の規模はどの程度か。また、現在使用している土地及び建物の借用期限までに移転できる工程で進めているか。 これに対し、新築する学童保育所は250平方メートルで、定員72名を想定している。また、現時点の計画では平成32年2月中旬ごろに工事が完了し、借用期限の同年3月末までに移転作業を行う工程である等々の質疑応答があり、本案中担当分については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 ○議長(小林隆利君) 次に、産業水道委員長の報告を求めます。山田産業水道委員長。          〔産業水道委員長 山田 英喜君登壇〕 ◎産業水道委員長(山田英喜君) 議案第87号中産業水道委員会担当分について申し上げます。 まず、商工観光部関係の質疑において、大塩温泉源泉管理等支援事業補助金は、大塩温泉旅館組合が維持管理する源泉ポンプなどの補修に係る経費への補助金とのことだが、補助額はどのように算出したか。 これに対し、丸子温泉開発株式会社が維持管理する源泉管路の更新では経費の2分の1以内を補助していることから、今回計上した補助金についても同様の取り扱いとし、源泉ポンプなどの補修に係る経費に対し2分の1以内を補助するものである。 次に、農林部関係の質疑において、松くい虫防除委託料は、国と県から補助金の内示額が示されたことに伴い計上したとのことだが、防除対策の内容は何か。また、防除対策の対象地区はどこか。 これに対し、今回の補正予算に係る防除対策は伐倒薫蒸処理であり、実施時期は11月から来年2月までを予定している。また、守るべき松林として位置づけている約3,500ヘクタールの松林が対象となるが、現在は松くい虫による被害木を調査していることから、調査結果をもとに各地区の駆除量を決定する等々の質疑応答があり、本案中担当分については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 ○議長(小林隆利君) 次に、厚生委員長の報告を求めます。林厚生委員長。          〔厚生委員長 林 和明君登壇〕 ◎厚生委員長(林和明君) 議案第87号中厚生委員会担当分について申し上げます。 まず、福祉部関係の質疑において、高齢者福祉施設整備事業費を増額補正し、特別養護老人ホームに対して補助を行うとのことだが、内容は何か。 これに対し、地域住民との交流を目的とした地域交流室等を整備する特別養護老人ホームの開設準備に要する備品購入費や人件費などの経費を補助対象としている。今回は神川地区に建設予定の特別養護老人ホームへ補助を行うものである。 次に、健康こども未来部関係の質疑において、すがだいら保育園のブロック塀の撤去及び新設工事に係る費用が計上されているが、このほかに緊急対応が必要な保育施設のブロック塀はあるか。また、緊急対応の必要性がないと判断されたブロック塀についても将来的に撤去していく考えはあるか。 これに対し、保育課が所管する保育施設32園を点検した結果、ブロック塀を設置している園が6園あり、そのうち県が示した安全点検表において注意が必要と判断されたのがすがだいら保育園のみであったため、今回補正予算で対応するものである。なお、緊急対応の必要性はないが、将来的に撤去を検討しなければならないブロック塀もあるため、これについては今後新年度予算等での対応を考えていきたい等の質疑応答があり、本案中担当分については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 ○議長(小林隆利君) 次に、環境建設委員長の報告を求めます。松尾環境建設委員長。          〔環境建設委員長 松尾 卓君登壇〕 ◎環境建設委員長(松尾卓君) 議案第87号中環境建設委員会担当分について申し上げます。 まず、市民参加協働部ほか関係の質疑において、高梨公民館の改修工事について、西内財産区が経費の2分の1を市を経由して補助しているが、市の補助対象となる共同集会所に位置づけられていないのか。 これに対し、高梨公民館については、西内自治会の基幹集会施設ではなく、自治会内の高梨地区の集会施設という位置づけであり、市の補助対象となる共同集会所には該当しない。今回の補助については、西内財産区が西内地域公共事業等補助金交付要領に基づいて西内自治会へ補助金を交付するというものである。 次に、生活環境部関係の質疑において、指定袋製作配送委託料について、当初予算編成の際見込んでいた指定袋の数量はどの程度か。また、今回補正により追加する数量と内訳はどうか。 これに対し、当初予算では550万枚を見込んでいたが、今回の補正では253万9,000枚を追加し、合計では803万9,000枚である。追加分の内訳については、燃やせるごみ指定袋が152万4,000枚、プラマークつきプラスチック指定袋が76万5,000枚、燃やせないごみ指定袋が25万枚である。 次に、都市建設部関係の質疑において、ブロック塀等除去事業補助金について、今回の補正では全額を一般財源で賄っているが、国の補助制度の利用についてはどうか。 これに対し、今年度は緊急性に鑑み一般財源により事業を開始するが、来年度以降は国の補助制度を活用したブロック塀等の除去制度につなぎたいと考えている等の質疑応答があり、本案中担当分については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 ○議長(小林隆利君) 以上で委員長報告が終わりました。 これより委員長報告に対する質疑に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林隆利君) これより討論に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林隆利君) これより採決します。本案を委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛成者 起立〕 ○議長(小林隆利君) 起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。                       ◇ △日程第11 議案第88号 ○議長(小林隆利君) 次に、日程第11、議案第88号を議題とし、産業水道委員長の報告を求めます。山田産業水道委員長。          〔産業水道委員長 山田 英喜君登壇〕 ◎産業水道委員長(山田英喜君) 議案第88号、平成30年度上田市公共下水道事業会計補正予算第2号について申し上げます。 質疑において、公共下水道の処理場7カ所等の委託契約期間が今年度で終了するのに伴い、公共下水道施設運転維持管理事業費に新たな債務負担行為を設定するとのことだが、長期継続契約による維持管理としない理由は何か。 これに対し、長期継続契約の場合、人件費や物価の高騰を見越した単価設定が課題となる。また、施設の老朽化に伴う設備等の更新を計画しており、維持管理費の設定が難しく、今後農業集落排水を公共下水道に統合した際は処理水量などの規模が変わることから、4年間の債務負担行為を設定し、委託契約を締結するものである等々の質疑応答があり、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 ○議長(小林隆利君) これより委員長報告に対する質疑に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林隆利君) これより討論に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林隆利君) これより採決します。本案を委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林隆利君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。                       ◇ △日程第12 議案第89号~第91号 ○議長(小林隆利君) 次に、日程第12、議案第89号から第91号まで3件一括議題とし、総務文教委員長の報告を求めます。金子総務文教委員長。          〔総務文教委員長 金子 和夫君登壇〕 ◎総務文教委員長(金子和夫君) 議案第89号、負担付き寄附の受納について、議案第90号、財産の出資について及び議案第91号、公立大学法人長野大学定款の変更について申し上げます。 本案3件は公立大学法人長野大学に係る関連議案であり、一括での説明及び質疑としましたので、あわせて申し上げます。 議案第89号については、公立大学法人化以前から旧学校法人長野学園により取得手続を進めていた私人名義の土地1筆について、ことし6月に旧長野大学の開学時にさかのぼって時効取得したが、地方独立行政法人法の規定により地方公共団体でなければ地方独立行政法人に出資することができないことから、当該土地を上田市から公立大学法人長野大学に出資することを条件として清算法人である旧学校法人長野学園から上田市が寄附を受けるに当たり、地方自治法の規定に基づき議決を求めるものである。議案第90号については、地方独立行政法人法の規定によって、清算法人から受納した財産を公立大学法人長野大学に出資することについて、地方自治法の規定に基づき議決を求めるものである。また、議案第91号については、地方独立行政法人法等の一部改正及び議案第89号、第90号による手続による出資財産の追加に伴い所要の改正を行うもので、地方独立行政法人法の規定に基づき議決を求めるものであるとの説明を受けました。 質疑において、ことし3月に裁判所に土地の相続権利者を被告として、時効による所有権移転登記手続請求を提訴し、翌月の4月25日に請求を認める判決がなされたが、短期間で判決に至った理由は何か。 これに対し、今回提訴した土地については、旧長野大学が開学した当時から既に相続が発生しており、複数の相続権者との間で通常の相続手続を行ってから大学へ移転登記するよう調整を進めていたが、最終的に連絡がとれなくなるなど進展に至らなかったことや、提訴した土地が相当期間大学のグラウンドとして使用されていたことなどから短期間で判決に至ったものと思われる等々の質疑応答があり、本案3件についてはいずれも可決すべきものと決定いたしました。 ○議長(小林隆利君) これより委員長報告に対する質疑に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林隆利君) これより討論に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林隆利君) これより議案第89号から第91号まで一括して採決します。本案3件委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林隆利君) ご異議なしと認めます。よって、本案3件可決されました。                       ◇ △日程第13 議案第94号 ○議長(小林隆利君) 次に、日程第13、議案第94号、旧優生保護法による不妊手術の被害者救済を求める意見書を議題とし、提案理由の説明を求めます。佐藤清正議員。          〔23番 佐藤 清正君登壇〕 ◆23番(佐藤清正君) 議案第94号、旧優生保護法による不妊手術の被害者救済を求める意見書について趣旨説明を行います。 この意見書は、旧優生保護法に基づき行われた不妊手術について、国に対して実態調査と被害者の救済を求める意見書であります。昭和23年に施行された旧優生保護法は、知的障害や精神疾患などを理由に、優生保護審査会の決定があれば本人の同意がなくても不妊手術を認めるというものでありましたが、平成8年に障害者差別に該当する条文を削除し、母体保護法に改正された経緯がございます。 厚生労働省によりますと、この旧優生保護法のもとで不妊手術を受けた障害者などは約2万5,000人おり、このうち1万6,475人は本人の同意がなかったと報告されております。本人の意に反して手術が行われた方たちの身体的、精神的な苦痛ははかり知れないものがあり、人権にかかわる問題であります。この方たちの高齢化が進んでいる中において、早急な実態の解明と救済措置を国に求めるものであります。 案文はお手元に配付いたしましたとおりでございます。全員のご賛同をいただき、ご議決賜りますようお願い申し上げ、趣旨説明といたします。 ○議長(小林隆利君) これより質疑に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林隆利君) お諮りします。本案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林隆利君) ご異議なしと認めます。よって、本案については委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林隆利君) これより採決します。本案を原案のとおり決するにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林隆利君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。                       ◇ △日程第14 議案第95号 ○議長(小林隆利君) 次に、日程第14、議案第95号、太陽光発電設備の立地規制等に係る法整備等を求める意見書を議題とし、環境建設委員長に提案理由の説明を求めます。松尾環境建設委員長。          〔環境建設委員長 松尾 卓君登壇〕 ◎環境建設委員長(松尾卓君) 議案第95号、太陽光発電設備の立地規制等に係る法整備等を求める意見書について趣旨説明を行います。 この意見書は、請願第5号、太陽光発電設備の立地規制等に係る法整備等を求める請願の趣旨に鑑み、委員全員の賛同を得て提案するものであります。 内容といたしましては、太陽光発電設備については、高い買い取り価格が設定されたことや規制緩和などにより急速に拡大し、さまざまな課題が全国で顕在化しているところです。上田市においても森林を伐採し、山林に太陽光発電設備を設置する計画がありますが、景観、環境及び防災に対する懸念が払拭されておらず、最も優先すべき地域住民の生命、財産を守ることに十分対応しているとは言えません。 よって、国においては太陽光発電設備について、景観、環境及び防災上の観点からの適正な措置がなされるよう強く要望するものであります。 案文はお手元に配付のとおりであります。全員の皆様のご賛同をいただき、ご議決賜りますようお願い申し上げ、趣旨説明といたします。 ○議長(小林隆利君) これより質疑に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林隆利君) 本案については、委員会提出議案のため、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略します。 これより討論に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林隆利君) これより採決します。本案を原案のとおり決するにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林隆利君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 ここで暫時休憩といたします。          午後 1時25分   休憩                       ◇                                午後 2時15分   再開 ○議長(小林隆利君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                       ◇ △日程第15 請願の取り下げ(請願第4号) ○議長(小林隆利君) 次に、日程第15、請願の取り下げを議題とします。 請願第4号、城下地区水路計画の策定及び早期施工に関する請願は、委員会付託後、請願者から取り下げたい旨の申し出がありました。このことについて環境建設委員長の報告を求めます。松尾環境建設委員長。          〔環境建設委員長 松尾 卓君登壇〕 ◎環境建設委員長(松尾卓君) 請願第4号、城下地区水路計画の策定及び早期施工に関する請願の取り下げについて申し上げます。 本請願につきましては、9月12日、請願者及び紹介議員から議長へ、市内住民自治組織と協議を行う必要が生じたことを理由として請願取り下げ願が出され、議長よりその旨の報告がありました。 請願取り下げ承認につき採決した結果、賛成全員により当委員会として請願の取り下げを承認いたしました。 ○議長(小林隆利君) ただいまの委員長報告のとおり、本請願の取り下げを承認することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林隆利君) ご異議なしと認めます。よって、本請願の取り下げは承認されました。                       ◇ △日程第16 請願第5号
    ○議長(小林隆利君) 次に、日程第16、請願第5号、太陽光発電設備の立地規制等に係る法整備等を求める請願を議題とし、環境建設委員長の報告を求めます。松尾環境建設委員長。          〔環境建設委員長 松尾 卓君登壇〕 ◎環境建設委員長(松尾卓君) 請願第5号、太陽光発電設備の立地規制等に係る法整備等を求める請願について申し上げます。 審査に先立ち、請願者から趣旨説明制度に基づき願意の説明を受けました。 審査において、FIT法においては太陽光発電設備の設置についての立地規制等がなされておらず、また建築基準法及び都市計画法等においても規制対象から除外されているため、設備の安全性に対する懸念が拭えず、国による実効性のある規制が必要な状況である。 請願者の要望事項に加えて、現在未着工並びに既に稼働している太陽光設備等についても法規制を求める必要があるため、本請願については趣旨採択の上、別途意見書を提出することが妥当であるとの意見があり、採決の結果、全員の賛成により本請願は趣旨採択とすべきものと決定いたしました。 ○議長(小林隆利君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林隆利君) これより討論に入ります。 討論の通告がありましたので、これを許します。久保田議員の討論を許します。久保田議員。          〔29番 久保田 由夫君登壇〕 ◆29番(久保田由夫君) 請願第5号、太陽光発電設備の立地規制等に係る法整備等を求める請願について賛成討論いたします。 請願は、国民生活に欠かせない電力の一翼を担う再生可能エネルギーの普及は必要としながらも、大規模な太陽光発電施設の計画予定地が景観を壊すだけでなく、土砂災害など防災上の危険性が増すことが誰の目にも明らかな立地である場合は立地の規制を国に求める内容であります。 請願されている団体は6年以上にわたって、誘致したわけでもない大規模な太陽光発電施設建設計画が突然持ち込まれ、地域住民の安全、安心を守るためにやむなく立ち上がり、学習会を開き、数千人の署名を集め、長野県知事への要望、上田市長への要望、上田市議会への陳情などさまざまな取り組みを展開してきております。その結果、長野県や上田市において必要な対応をしてもらっております。 しかし、県や市条例による大規模な太陽光発電施設への規制は効果が限定されていることから、国による拘束力の強い法規制が必要と考えて今回の請願書の提出になったと私は考えております。 請願項目の一つ一つについては申し上げませんが、2項目めの立地規制の対象となる場所からの変更する場合においても同じ買い取り価格を適用することについては、防災、景観及び環境上問題点がある場所からの適正な場所への移動を保証するもので、環境とバランスのとれた再生可能エネルギーの普及を進める上で重要な視点であると考えております。この項目は、山梨県議会がことしの6月県議会において太陽光発電設備の立地規制等に係る法整備等を求める意見書を上げましたが、同様の内容となっております。 また、4項目めの太陽光発電設備の建築基準法を適用すべきとすることにつきましては、具体例として群馬県伊勢崎市の例を挙げます。2015年6月15日に伊勢崎市で起きた突風により約600枚の太陽光パネルが飛び散った事故がありました。その後の検証の結果、単管による簡単な組み立てなど不十分な強度設計施工であり、起こるべくして起きた事故との見方が出ております。 このように現行の法体系では太陽光発電施設の設備基準が明確でなく、事実上太陽光発電事業者の善意に頼っている状況だと私は考えております。 最後に、環境省においてようやく大規模な太陽光発電施設に対する規制の動きが始まりました。請願書は時期にかない、妥当性のある内容だと考えまして、賛成討論といたします。 ○議長(小林隆利君) 以上で討論を終結します。 これより採決します。本請願は委員長の報告のとおり趣旨採択と決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛成者 起立〕 ○議長(小林隆利君) 起立多数であります。よって、本請願は趣旨採択とすることに決しました。                       ◇ △日程追加 議案第93号 ○議長(小林隆利君) お諮りします。 本日総務文教委員会に付託しました議案第93号について、総務文教委員長から審査が終了した旨の報告がありました。 この際、議案第93号を日程に追加し議題としたいと思います。これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林隆利君) ご異議なしと認めます。よって、この際、議案第93号を日程に追加し議題とすることに決しました。 議案第93号、平成30年度上田市一般会計補正予算第3号を議題とし、総務文教委員長の報告を求めます。金子総務文教委員長。          〔総務文教委員長 金子 和夫君登壇〕 ◎総務文教委員長(金子和夫君) 総務文教委員会は、本会議休憩中に委員会を開催し、付託案件の審査を終了いたしましたので、その概要についてご報告申し上げます。 議案第93号、平成30年度上田市一般会計補正予算第3号について申し上げます。 質疑において、当初予定していたデザインビルド方式から基本設計業者が実施設計を行う方式に変更した理由は何か。 これに対し、昨年12月に全員協議会において、デザインビルド方式により設計と施工を一括発注する旨報告したが、ことし5月にコンストラクション・マネジメント業務を行う業者と契約して以降、発注方式についてどのような方法が最適であるか検討したところ、デザインビルド方式の場合では施工業者の設計技術者を確保することは困難であること、上田市は変則的なデザインビルド方式であり、設計業者が意匠のみを行い、施工業者が構造設計と設備設計を共同で行うこととなっているため、問題発生時の責任所在が不明確になるとのことなどから、意匠から構造設計までを全て基本設計者が行うという方法に変更した。 次に、今回の補正予算を含め、総事業費が当初の予定よりも約8億円増額ということであるが、市民に対してはどのように説明するのか。 これに対し、市民説明会で示した上田市庁舎改修・改築基本計画においても急激な建設費の高騰により事業費が増額となる場合が想定されると説明していることから、工事の発注については当初の予定どおり行うが、市民に対しては市広報などを通じて周知する予定である。 次に、総事業費の増額の要因の一つとして建設費上昇が挙げられているが、今後も引き続き建設費の上昇が懸念されることを踏まえて、あらかじめそのようなコストを見込んだ契約を締結することは可能か。 これに対し、契約後から実施設計終了時点までは契約額を上限として事業の実施設計を進めてもらうという方針であるが、工事着手後に著しく物価が上昇した場合などはインフレスライド条項に基づく変更契約も想定される。 次に、工期おくれとならないための対策についてはどのように考えるか。 これに対し、通常の発注方式では解体工事終了後に発注、契約してから建設着工となるため、建設用資材の手配や建設作業員の確保などに時間を要し工期おくれの要因となるが、今回実施する方式では解体工事を含めて建設着工前の早期の段階で契約を締結することから、このような問題を回避することができ、工期おくれにならないものと考える。 次に、市庁舎改修、改築のように大型事業の場合において、設計額と入札額に乖離があることで入札不落となり、入札のやり直しを行うことで工期がおくれるということが懸念されるが、今回の増額分を含めた工事費の積算については、業者との積算と乖離がないものと考えてよいか。 これに対し、庁舎建設費の設計金額については、コンストラクション・マネジメント業者の業務支援として建設コストや市場動向調査及び設計内容と金額が適正であるかの検証結果も踏まえて、入札不調を防止することも考慮して設計内容と設計価格を定めたものであり、最近発注された他市の事例でも同程度の単価で落札していることから、今回の工事費の積算についてはそのような乖離はないものと考える等々の質疑応答があり、審査の結果、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 ○議長(小林隆利君) これより委員長報告に対する質疑に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林隆利君) これより討論に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林隆利君) これより採決します。本案を委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛成者 起立〕 ○議長(小林隆利君) 起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 以上で本日の日程は全て終了しました。 これにて平成30年9月上田市議会定例会を閉会します。          午後 2時30分   閉会...